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Easy Going~気楽に行こう~

Easy Going~気楽に行こう~

ま行



~まい
 ~しましょう
 「Shall we dance?」の岐阜弁訳は「踊ろまい」

まーし 名詞
 用意、支度、準備。(根回しの「まわし」か?)
 <用例>「ちゃっちゃとまーしせんと、遅刻してまうて!」

まんだ
 まだ
 <用例>「まんだおったんかね。遅なるとかんで早よ帰りゃあよ」

~まえる
 ~してもらえる、~していただく
 <用例>「お忙しいとこ大変申し訳ないんやけど、そこを何とかしてまえんやろか」



みそ 名詞
 1.いわゆる赤味噌。
 こちら(関東)で赤味噌というと「八丁味噌?」と聞かれることが良くあるが、岐阜で八丁味噌はまず使わない。使われる地域は、おそらく愛知県の三河近辺ではないかと思う。
 それじゃ、どういう赤味噌かと聞かれると答えにくいが、八丁味噌ほど塩辛くないものを使っている。岐阜のスーパーで普通に売られていて、大体1kg198円~398円くらいで、それが特売だと98円!になったりする、そういうのを使っている。・・・説明になってないような^^;
 それはさておき、赤味噌を飲みなれている口には、白味噌の味噌汁は「甘い」と感じられる。しかも白味噌の味噌汁を使う地域は、一般的に薄味志向が強く、従って味噌汁の味も薄い。そのため正直な感想として「まるで味噌汁を飲んだ気がしない」ということもあったりする。合わせ味噌の場合は、そこまでひどくはないが、味が薄めだと同様に感じてしまうこともある。
 ・・・我が家の味噌汁の味が濃すぎるだけかもしれない。
 2.おでんに付ける味噌。いわゆる田楽味噌。
 岐阜では、おでんに味噌はつきもの。こんにゃく以外にも味噌をつけて食べる。特に、大根や卵のおでんに味噌をたんまりつけて食べるのはたまらない。また、その味噌がついたごはんもおいしい。
 このおでん用みそは、それぞれの家庭で作られていることが多い(最近は手軽に使える味噌ダレとして市販されるようにもなった)。作り方は簡単で、赤味噌に、水か日本酒かだし汁を加え、ペースト状になるまで弱火で練り、そこに砂糖を加える。分量はおそらく赤味噌:砂糖=1:1ぐらいだと思うが、いつも適当で味を見ながら作っているので良く分からない。ま、各家庭によって好みの味もあるわけだし、今の分量は目安程度に思ってください。

みえる 動詞
 1.来る(来た)を表す尊敬語。「いりゃあす/いりゃあた(いらっしゃる/いらっしゃった)」より軽い。
 2.動詞につなげて、軽い尊敬を表す。
 <用例>1.「先生がみえたで早よ席に着きゃあ」
     2.「あそこに座ってみえるのが○○さんやよ」
(余談)
 この「程度の軽い尊敬語」にあたる標準語はないようだ。岐阜では友達どおしの間柄でさえも、お互いに当たり前に使われている言葉である。
 越してきて、この尊敬語に対応する標準語がないことで、当初は非常に困ったものだった。何気なく使っていたこの軽い尊敬語が、非常に大きな緩衝材、或いは潤滑油の役目を果たしていたことに、使えなくなって初めて気づいたものだった。
 今は逆に、帰省した折などに、この尊敬語を友人から自分に対して使われると、面映いような照れくさいような、或いは距離を置かれてしまっているような、そんな印象を持つようになってしまった。この辺り、どうやら関東に染まってしまったようだ。



もんで
 だから
 <用例>「肩揉んでまったもんで、楽になったわ。ありがとね」

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 や行 ら行 わ行


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